出典:http://www.suzuki.co.jp/car/jimny/safety/

“リフトアップ”とは、より悪路を走りやすくするため、視覚的に大きく・迫力を感じさせる外観に仕上げるために車高を上げるチューニングを行うことです。

リフトアップをすると、より整備のされていない悪路を走ることができるため、オフローダーには魅力的なカスタマイズなのです。

では、リフトアップの方法やその費用リフトアップをすることについての注意点は?

どのようなものがあるのか、1つづつ解説していきましょう。

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 ジムニーのリフトアップの方法や費用はどれくらい?車検は問題なし!

リフトアップの費用は、交換する部品の数や施行方法、ショップの整備員のやり方によって変動し、安ければ5万円前後高ければ50万円前後とピンキリです。

リフトアップ

出典:http://kakaku.com/kuruma/used/item/18511702/

このクルマ購入可能です。(2018年10月現在)
見事に決まってかっこいいですね。
ここまでセンスよく決めるのはなかなか難しい。
カスタムされたジムニーを買ってしまうのも方法かも・・
http://kakaku.com/kuruma/used/item/18511702/

 

ショップによって工事費の設定も違うため、数店舗で見積もりを出してもらうのが良いですね。

また、車検に関しては、“車検証に記載してある高さ+4cmまで”であれば問題なく車検に通ると言われています。

それ以上になると、陸運局で構造変更申請をすれば車検を通すこともできるようですが、3万円程度の代行料金がかかってしまいます。

3万円も払うぐらいなら、リフトアップは4cm以内にして車検代に充てた方がいいですよね。

では、リフトアップをする方法をいくつか紹介していきましょう。

1:サスペンションを入れる

リフトアップ用の長いサスペンションを、純正のサスペンションと付け替えることで、車高を上げることができます。

この方法では、交換した後も高さを自由に調整することが可能です。

しかし、サスペンションをリフトアップ用に変更すると、ショックアブソーバーやブレーキホースといった、車体とタイヤ部分に関連する部品も、車高を上げた高さに合わせて調整する必要があるため、工事料金が高くなってしまう傾向にあります。

サスペンション

出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp/fl-line/os-s01.html

2:スペーサーを入れる

純正のサスペンションと車体の間にスペーサーを入れることで、車高を上げることができます。とは言え、スペーサーだけを入れて高さを出すのは他の部分で不具合が生じてしまう可能性があります。足回りの部品の取り付け位置も調整し、安全に乗れるように整備しましょう。
スペーサー

出典:http://www.4x4espoir.com/2017/03/13/coilshock-set/

3:ボディブロックを入れる

フレームとボディの間にボディブロックを入れて車高を上げるという方法もあります。

ジムニーのようなラダーフレーム搭載の車種にのみ適応し、他の方法でリフトアップはしたけれど、さらにリフトアップをしたいという場合にすることが多いようです。

とは言え、ボディブロックを入れて車高を上げてしまうと、本格的なオフロードには不向きとなってしまいます。

オフロードを走りたいのであれば、ボディブロックは控えた方が良さそうです。

ボディブロック

出典:http://www.sweetgarage-feel.com/contents/view/66

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 ジムニーのリフトアップは簡単に自分で出来るの?リフトアップキットって何?

リフトアップはショップに持って行けば自分でやらずともしてもらえますが、どうしても工賃がかかってしまいます

その工賃を浮かせるために、自分でリフトアップキットを購入して作業するという人もいますが、正直言って簡単にできるわけではありません

リフトアップキットとは、リフトアップするのに必要な部品が入ってるセットのこと。

リフトアップキット

出典:https://item.rakuten.co.jp/auc-cllink/10002362/

必要なものが一気に揃うので、これで簡単にできると思うのかもしれません。

しかし、そのキットによって中身は異なり、料金もバラバラ…、どれを選んで良いのかわからないと感じる方が多いのではないかと思います。

もし、あなたに車の知識が十分にあり、工具も設備もしっかり整っているのなら、リフトアップキットを購入しても自分で付け替えすることは可能でしょう。

ですが、そこまでの知識がないのに「自分でできる」と高をくくって手を付けてしまうのはオススメ出来ません

確かに、自分でリフトアップすることができれば余分な料金はかからないというメリットはあります。

しかし、その工程に少しでも間違いが生じれば、それが大事故に繋がってしまう可能性は十分に考えられるのです。

出来ることなら、ショップにすべて任せてしまうのが安心ですね。

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ジムニーのリフトアップの注意点はどんなこと?

下記の画像のように、ジムニーをリフトアップすることで、さらなる悪路を走ることができると説明しましたが、それ以外にもドレスアップ効果を求めたリフトアップをする人もいるため、目的はさまざま。

リフトアップ2

出典:https://www.jimnycustom.com/hpgen/HPB/categories/8318.html

セイシュンオート様 K's Traction
https://www.jimnycustom.com/

もしカスタムを依頼するならオススメですね。
見事にかっこよく決まっていますね!!

とは言え、リフトアップにはいくつかの注意点があり、それはどんな理由でリフトアップをしていたとしても変わりはありません。

では、どのようなところを注意するべきなのでしょうか?

1:風に煽られやすい

リフトアップをすると、横からの風の影響をもろに受けてしまうため、強風だと車がそのまま横転してしまう可能性があります

また、車高を高くすることによって空気抵抗が強くなり、加速が遅くなってしまうことも考えられます。

スピードを出す高速道路や重心が偏る急カーブには向かない形状となってしまうのですね。

ということは、街乗りや、多少凹凸がある道を走るには、なんの問題もないということなのです。

2:乗り心地が悪い

車高を上げたり下げたりするということは、多少なりとも乗り心地に影響を及ぼしてしまうと考えておいて間違いありません。

ただでさえ、乗り心地にはあまり気をかけていないジムニーです。

リフトアップの際の整備の仕方によっては、今まで以上に揺れを感じることもあるかもしれません。

また、車体が高くなることで重心が動きやすくなることで、オフロードではバランスを崩しやすくなってしまうこともあるのです。

リフトアップをして乗り心地が良くなるということはまずないと思っておきましょう。

3:ジャッキアップしにくい

車高の高いジムニーが、さらにリフトアップをすると、タイヤ交換をする際のジャッキアップがうまくかけれなくなってしまうことがあります。

車検が通る4cm以内のリフトアップだったとしても、ジャッキの上がる高さを高くすることはできない為、少しでも高さが足りないとなればタイヤ交換ができなくなってしまうのです。

そんなときは、リフトアップした後にも使えるフロアジャッキが販売されているため、そちらを購入することでジャッキアップの問題は解決できます。

もしリフトアップをするのであれば、その分も高く上げられるようなフロアジャッキは必要不可欠なのかもしれませんね。

ジムニーのリフトアップはかっこいい!まとめ

ジムニーははじめから、オフロードを走るのに適した構造となっているため、もともと車高が他の自動車と比べて高く、タイヤも16インチと普通乗用と同等または大きいものが付いています。

それが、リフトアップによって、さらに車高が高くなり、そのおかげでさらに大きなサイズのタイヤが履けるようになり、そしてより激しい悪路を走れるようになるのです。

リフトアップをすると、それだけで車自体が大きく見えるため、迫力が増してかっこよく仕上がります

多少のデメリットがあったとしても、これだけかっこよくカスタマイズできるのであれば、絶対に「する」一択

ジムニー好きには譲れないカスタマイズ方法なのです。

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